゚*.。.*゚゚*.。.*゚゚*.。.*゚゚*.。.*゚゚*.。. パーティが始まり、私は父と母について挨拶をした。 にっこり上品に笑い立ち振る舞えばいいのだから。 「あーあ。疲れた」 人の多いところは苦手。 それは、田舎で育ったせいもあるのかも。 片手にシャンパンの入ったグラスを持ち、誰もいないロビーへ行った。 ふかふかのソファーに座って、一息つく。 ここで、少しゆっくりしてから帰ろっと。 シャンパンに口をつける。 しゅわしゅわと、炭酸が口に広がる。