私のシンデレラストーリー❊✧.。.:*








しばらくすると黒い車が来た。






私の目の前に止まると、運転席から男性が出てきた。






「ひより様ですね?お迎えに参りました。」





30代くらいのスーツを着た男性が言った。

 



後部座席のドアを開けてくれて、私は座席へ座った。





この車は、いわば地獄行き。





なるべく早く帰ろうっと。





車窓の景色をぼんやり眺めた。






去りゆく物をただ、視界に捉えるだけだった。