「よー!涼!!」 「ん?あ、なんだ。お前か。葉組。」 どうにか、逃げてきた。 でも、どこかから見てるかもしれない。 「看病してやんよ♪」 「あー。ヨロシクー。」 ベッドの中で横たわっているのは、 額や、首筋に汗を少し垂らした涼。 涼の寝転んでいる ベッドに、駆け寄り近くに座る。