「お前を大事にしてるのは、会社の商品だからだ。お前じゃ性欲処理にもならねぇよ」
吐き捨てられた言葉に、涙が零れ落ちた。
「酷い……」
「俺は元々こういう人間なんだ。幻想やら妄想やらは結構だが、それに付き合う程こっちは暇じゃねぇんだよ」
私が知らなかった、城ノ内さんの本当の姿がこれなの?
ポロポロと零れた涙にも、彼は冷静に見下ろすだけ。
「それでも俺が優しく見えたなら、それは雪姫のおかげかもな。あいつのお人好しが伝染したんだろ」
出された名前に反応して、私は問う。
「どうして梶原さんなの!?私が、子供だからーー?」
城ノ内さんはフッと笑った。
「ガキだからとかじゃない。雪姫じゃないからだ。俺は雪姫しか欲しいと思えない」
梶原さんを想って見せる彼の笑顔が、何より私を突き落とした。
城ノ内さんは、私にゆっくりと言う。
「ナナミ、お前に付き合うのもこれっきりだ。俺は会社の利益にならないモノを飼っておくつもりは無い。
よく考えろよ。本当に欲しいモノは何なのか」
その瞳で、言葉が本気だと悟る。
「わたし、は……」
彼を選んだら、その瞬間私は捨てられる。
城ノ内さんの目には映らなくなる。
何をしたかったのか、なんてーー。
アイドルになりたかった。
本当の、私の夢。
家族に必要とされない私が、たくさんの人に必要とされる世界。
やっとこの手に掴めるところまで来たのに、夢だった筈の、新しい居場所を失うーー。
「いや、だぁ……」
私は、何を間違えたの?
吐き捨てられた言葉に、涙が零れ落ちた。
「酷い……」
「俺は元々こういう人間なんだ。幻想やら妄想やらは結構だが、それに付き合う程こっちは暇じゃねぇんだよ」
私が知らなかった、城ノ内さんの本当の姿がこれなの?
ポロポロと零れた涙にも、彼は冷静に見下ろすだけ。
「それでも俺が優しく見えたなら、それは雪姫のおかげかもな。あいつのお人好しが伝染したんだろ」
出された名前に反応して、私は問う。
「どうして梶原さんなの!?私が、子供だからーー?」
城ノ内さんはフッと笑った。
「ガキだからとかじゃない。雪姫じゃないからだ。俺は雪姫しか欲しいと思えない」
梶原さんを想って見せる彼の笑顔が、何より私を突き落とした。
城ノ内さんは、私にゆっくりと言う。
「ナナミ、お前に付き合うのもこれっきりだ。俺は会社の利益にならないモノを飼っておくつもりは無い。
よく考えろよ。本当に欲しいモノは何なのか」
その瞳で、言葉が本気だと悟る。
「わたし、は……」
彼を選んだら、その瞬間私は捨てられる。
城ノ内さんの目には映らなくなる。
何をしたかったのか、なんてーー。
アイドルになりたかった。
本当の、私の夢。
家族に必要とされない私が、たくさんの人に必要とされる世界。
やっとこの手に掴めるところまで来たのに、夢だった筈の、新しい居場所を失うーー。
「いや、だぁ……」
私は、何を間違えたの?

