***
現場から直接、皇の運転で帰宅した私。
い、良いのかなあ。
私マネージャーなのに。
むしろナナミちゃん達を気遣ってあげるべきじゃない?
「あの、城ノ内副社長。私大丈夫ですから、仕事……」
「黙ってろ」
ピシャリと言われて口を閉じた。
リビングのソファに上着を投げるように置いて、皇は私を抱きしめる。
「お前はほんっと危なっかしい」
彼の心配っぷりに私は首を傾げる。
「皇?心配し過ぎだよ。どうしたの」
彼は一瞬息を呑んで。
「お前、気づかなかったのか?あの男……」
そこで不自然に口を噤んだ。
「な、何?」
「いや……いい。俺の勘違いだ」
言葉を止めた皇が気になったものの、次の瞬間には彼の手がガッチリと私をソファの背に押し付けた。
「な、何でしょう、これ」
引きつる頬を彼に向けると、皇はニヤリと微笑んだ。
「この俺を心配させたお仕置きだ。もちろん、覚悟できてるな?」
「無理!無理でーすー!たまには見逃してくれませんか!」
私の必死な抵抗なんてなんのその。
皇は私に噛み付くようなキスをする。
んでもって、首筋の柔らかな部分に、本当に噛み付いた。
「っ、ちょっと、まって。痛いってばっ……ひゃあっ」
そのまま強く吸い上げられ、思わず目をつぶる。
「お前は俺だけのモノだ。誰にも、触らせるなよ」
不意に耳元に囁かれた、言葉。
……そんなこと、言われたら。
「それって、独占欲?」
なんて、聞きたくなっちゃう。
「さて。どうだかな」
言葉では躱すのに、私の問いを肯定するかのようにまたキスをするから。
逆らえずに私もそれに応える。
「こ、う、仕事は」
「お仕置きが終わったらな」
こんなの、お仕置きにならないよ。
私を愛おしむように撫でる彼の手に目を閉じた。
現場から直接、皇の運転で帰宅した私。
い、良いのかなあ。
私マネージャーなのに。
むしろナナミちゃん達を気遣ってあげるべきじゃない?
「あの、城ノ内副社長。私大丈夫ですから、仕事……」
「黙ってろ」
ピシャリと言われて口を閉じた。
リビングのソファに上着を投げるように置いて、皇は私を抱きしめる。
「お前はほんっと危なっかしい」
彼の心配っぷりに私は首を傾げる。
「皇?心配し過ぎだよ。どうしたの」
彼は一瞬息を呑んで。
「お前、気づかなかったのか?あの男……」
そこで不自然に口を噤んだ。
「な、何?」
「いや……いい。俺の勘違いだ」
言葉を止めた皇が気になったものの、次の瞬間には彼の手がガッチリと私をソファの背に押し付けた。
「な、何でしょう、これ」
引きつる頬を彼に向けると、皇はニヤリと微笑んだ。
「この俺を心配させたお仕置きだ。もちろん、覚悟できてるな?」
「無理!無理でーすー!たまには見逃してくれませんか!」
私の必死な抵抗なんてなんのその。
皇は私に噛み付くようなキスをする。
んでもって、首筋の柔らかな部分に、本当に噛み付いた。
「っ、ちょっと、まって。痛いってばっ……ひゃあっ」
そのまま強く吸い上げられ、思わず目をつぶる。
「お前は俺だけのモノだ。誰にも、触らせるなよ」
不意に耳元に囁かれた、言葉。
……そんなこと、言われたら。
「それって、独占欲?」
なんて、聞きたくなっちゃう。
「さて。どうだかな」
言葉では躱すのに、私の問いを肯定するかのようにまたキスをするから。
逆らえずに私もそれに応える。
「こ、う、仕事は」
「お仕置きが終わったらな」
こんなの、お仕置きにならないよ。
私を愛おしむように撫でる彼の手に目を閉じた。

