長き恋の終わり。

3月14日。ホワイトデー。
私結局バレンタインチョコあげてないんじゃん…あげてたら達也からお返しとかあったのかな…?もー…あれから後悔しかしてないよ…

重い足取りで教室に入る。すると机の上に箱がある。見てみると手紙があった。

高かったから大事に食べろよ。バイ中野

嘘…私あげてないのに…っ嬉しい…………ちゃんと話そう。達也と。

そう決意して私は達也を、探した。達也は渡り廊下を一人で歩いていた。

葵 達也…っ!!!ちょっと来て。

そして達也を連れて誰もいない特別教室に行った。

葵 これ。
達也 あー…
葵 ありがと…
達也 おぅ。

あいつはクールなんだかよく分かんないけど素っ気なく反応する。

葵 何で…?
達也 は?
葵 何でくれたの?
達也 バレンタインのお返し?
葵 私バレンタインチョコあげてない…
達也 …もらったわ。ぼけ。すげー甘いの。

何の事だろうか、私は確か達也の目の前でホワイトチョコを食べたはずだ。達也の口にはチョコは入ってないはず……

達也 お前豪快にチョコ食べてたから口にホワイトチョコついてたんだよ。笑
葵 えっ!?

嘘。嘘嘘嘘。最悪…死にたい。ありえない…嘘でしょ…?恥ずかしすぎる…ださすぎる…

達也 すげー甘いのありがとな。笑

笑って達也は教室に戻っていった。