「だって貴方の名前の意味は “光をもたらすもの”って意味でしょ? 貴方はいつも私に… 私たちに光をもたらしてくれるわ。」 あぁ、僕は彼女のこんな所が好きだ。 些細な事でも気づいてくれるこんな所。 彼女の言葉にどれほど喜び 救われてきたことか… 「…ありがとう」 照れ臭くて大きな声では言えなかった。 しかし彼女は嬉しそうな笑顔で頷いた。