「りさー、昨日の男めっちゃかっこ良かったよねー♪もぉーやばやば♡」
「そーだねー(棒読み)」
どぉーでもいいわー。
「ほんとーりさって男興味ないよねー」
「男のどこがいいかわかんないしー、キモいしー、へんたいだし、キモいし」
「男だっていいとこあるよー!ファーストレディーしてくれるとお姫様になった気分になれるじゃーん!」
きたきた。メルヘンハナちゃんこんなこと考えて面白いのかなー。
そんな時だった。
♪…♬♬‥♪〜♪♭〜♭
「あっメールだ」
開くとそこには昨日の男の名前があった

from なおと
ハロハロー♪りさちゃーん!
今日遊ばない?相手たらでいいんだけどぉー!

はぁ、めんどい。
「あっ!デートのお誘いじゃーん♡」
「行かないよ。」
「行きなよ!」
「やだね」
「でもさぁ、なおとくんハナが狙ってたのにー(・ε・`)」
ハナが狙ってた...かーハナが狙ってるんならちょっとハナからとっちゃおっかなそう、私はこういう奴。
ハナには何もかも負けてる自分だからこれだけは勝ちたいというクソみたいな感情がある。なんでこんな私って悪いのだろうか。
ハァッ...
「やっぱいこうかなっ...」
「ハナびっくり!んまぁ、頑張りなよ」
ん?ハナの様子が...あっ私のせいか...
それでも私は勝ったという満足感があった