2人のクリユビ


拓ちゃんの友達は



付き合いが悪いな




とか笑いながら言って



許してくれる。



いつも元気で笑っている



拓ちゃんが悲しそうな顔を



していた。



(電車が閉まります~。



次の電車にご乗車ください。)




電車の中にいる拓ちゃん。



ホームにいる私と真奈。



ドアが締りかけた時



私は電車の中にはいり



拓ちゃんの腕を掴んで



ホームへとだした。



拓ちゃんの制服が



閉まるドアに触れていた。



でも、ギリギリで



降りることができた。



行き良いよくでてきて



拓ちゃんは足をくじいて



拓ちゃんの方を向こうと



手を放して向こうとした私に



覆いかぶさって倒れた。