2人のクリユビ


「あの、南美!!




俺、そのー凌真さんみたいに




理想でもないと思う。



けど、、俺とつきあっ・・・。」



『ほら、もー着いたよ!!』



私は拓ちゃんの言葉を



遮ってしまった。



拓ちゃんは



悲しい顔をしていた。



真奈よりも身長が高くて



茶髪で整えられている髪。



イケメンで女の子は



拓ちゃんが大好き。



けれど1年の頃から



拓ちゃんは



昼ごはんの時間や



帰りは常に私達と



居てくれる。