2人のクリユビ


周りの人の目が




痛かった。




私は見上げると



そこにはやはり見覚えのある人



がいた。



『・・・。拓ちゃん!!!』



「ごめん。凌真さんじゃなくて。」



拓ちゃんとは



高校入って友達になった



真矢 拓也。



1年の時クラスが同じで



唯一心を許している。



拓ちゃんは、私の過去も



知っている。