「え?」
あまりにもあっさりとした終わり方にガクンとゼウスが頭から転ぶ。
「どんなふうにしたらそんなことになるんだ」
オリオンはのめり込んだゼウスをひょいと抱き上げると床を直した。
「あ、そーだ!!オリオン、イーリスってさ、始まりの神の中の虹の女神の名前だって知ってる?」
「あぁ」
「だからさ、お前の名前をヘラにしたら…」
「それって女神じゃなかったか?」
「そっか。」
「…タナトスは?」
「聞いたことないけど、イーリスは知ってるかー?」
「…知ってるけど…名前にはふさわしくないと「じゃあいいよ~!!」
「ありがとうございます…」
ふっと顔をそむけたオリオン改めタナトスは妖しげに瞳を輝かせた。


