☆Friend&ship☆ -序章-


「もういいぞ」

「あ、うん…」

懸命に目隠しを取ろうとするイーリス。

それを見つめるオリオン。

「…」

「…」

「…」

「…」

「…」

「…」

表情にこそ出さないものの、オリオンは困っているイーリスを楽しそうに見ている。

「…」

「…」

「…ね、手伝ってくれないのか?」

「手伝ってほしいのか?」

「…ドS…」

「なんか言ったか」

「手伝ってください。」

「…何言ってるんだ」

「ドS…何結び…」

「ああ、堅結びを3回ほど」

「お願いだからほどいて…」

「聞こえない」

「酷い」

「…」

それからも数十秒観察されていたイーリスは、ようやく手伝ってもらえるようになった。


「…」

「はい」

ほどけたらしい。イーリスは軽く目を瞬いた。

「ありがとう…?」

___何でお礼言わなきゃいけないの?

正直そう思ったが、その疑問に目をつぶったイーリスだった。

「…」

___次は何されるかわかったもんじゃない…