☆Friend&ship☆ -序章-


「何か御用ですか」

「「ありがと」」

「…」

「うん、あいつムカつくよな!!」

「そうだそうだ。俺たちを馬鹿にしやがって!」

「…お前ら邪魔。消えろ」

___バシッ、ドカッ、ヒューン…

アニメのように空高くオリオンに殴られけられたアント&ダック。


「…オリオン?なんか今妙な音が…」

「教育上悪いから見せられない」

「…お前いくつだよ」

目隠しをされて店から出てきたのはイーリス。

フラフラと危なっかしげに歩いている。

「危ないぞ。俺に捕まれ」

「…なに、無自覚?」

「よく言われる(ゼウスに)」

「…な、あのバカ(ゼウス)は?」

「さあ?」

目の前でのびているゼウスを一瞥して感情もなく流したオリオン。

「じゃあいいや」

どうやら説得には成功したらしい。

にしてはこの無関心さ。

「いくか」

荷物のようにして担がれたゼウスはすっかり意識が飛んでいた。