「何か御用ですか」
「「ありがと」」
「…」
「うん、あいつムカつくよな!!」
「そうだそうだ。俺たちを馬鹿にしやがって!」
「…お前ら邪魔。消えろ」
___バシッ、ドカッ、ヒューン…
アニメのように空高くオリオンに殴られけられたアント&ダック。
「…オリオン?なんか今妙な音が…」
「教育上悪いから見せられない」
「…お前いくつだよ」
目隠しをされて店から出てきたのはイーリス。
フラフラと危なっかしげに歩いている。
「危ないぞ。俺に捕まれ」
「…なに、無自覚?」
「よく言われる(ゼウスに)」
「…な、あのバカ(ゼウス)は?」
「さあ?」
目の前でのびているゼウスを一瞥して感情もなく流したオリオン。
「じゃあいいや」
どうやら説得には成功したらしい。
にしてはこの無関心さ。
「いくか」
荷物のようにして担がれたゼウスはすっかり意識が飛んでいた。


