☆Friend&ship☆ -序章-


「お久~」

「…」

「あ、すごーい!見つけたじゃーん!!!」

ハイテンションな二人とは対照的にゼウスは黙って睨んでいる。

「て!知りあーい?」

「おう!!」

「「ぎゃはは」」

先ほどの不良二人組をさらに睨みつけるゼウス。

店の入り口だけ温度が酷く下がったようだった。


「しつこい。人さらいなんかに攫われてたまるかっての」

「しつれーな!暗殺者だし」

「「ただし捕獲専門」」

爆笑しながらお互いの肩を叩く不良。

それを見つめるゼウス。

つい先ほどまで、自分が向こうの立場だったことなど頭にないだろう。