「お久~」
「…」
「あ、すごーい!見つけたじゃーん!!!」
ハイテンションな二人とは対照的にゼウスは黙って睨んでいる。
「て!知りあーい?」
「おう!!」
「「ぎゃはは」」
先ほどの不良二人組をさらに睨みつけるゼウス。
店の入り口だけ温度が酷く下がったようだった。
「しつこい。人さらいなんかに攫われてたまるかっての」
「しつれーな!暗殺者だし」
「「ただし捕獲専門」」
爆笑しながらお互いの肩を叩く不良。
それを見つめるゼウス。
つい先ほどまで、自分が向こうの立場だったことなど頭にないだろう。
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