「ただいまから、ゲレンデをか…」
「びぃーーびゃっほい!!」
「黙れはしたない」
スカッ…ザクッ。
「良いじゃんか」
スカッ…ザクッ。
「他のお客様に迷惑だろう」
ズボッ。
「かんけーねーもーん♪」
キラッ、ジャキッ。
「もんってなんだ。おっさんかキモい」
スカッ、ザクッ。
「ひでぇ…十五の純粋な少年にそれはないだろ…シクシクシクシク」
ヒュンヒュンヒュン…シュタッシュタッシュタッ…。
「何が少年だ。」
ジャキンッ!
今度こそナイフが切り裂いた紅い髪が空に舞った…。
「てめぇよくも最重要宇宙文化遺産に傷つけやがって!」
ゼウスがキレた。
「「「「そこ!?」」」」
「突っ込みどころもおかしいわよ」
なんなの宇宙文化財って。
「ほうっておけゼウ……」
油断したゼウスの頬からツウと赤い血が流れた。
「…コロス」
「ヒッ」
がっくりと膝をつくクルー。
それほどタナトスは"アブナイ"目をした。
「仲間思いなのね」
「……あれは異常でしょ」
全身から惜しげもなく殺気を放った二人は次の瞬間、同時に言う。
「「こいつを傷つけるなんて、いい度胸だ」」
「「「「「自分!自分!!」」」」」
悲鳴のような叫びをクルーはあげた。
ゼウスは長い長剣を取りだし、タナトスは銃口を撫で上げながら猟銃を取りだし肩に担いだ。
瞬間ゼウスは飛び出して目の前の茂みに突っ込み、タナトスは銃口を僅かに左へそらし発砲。
三人、四人の悲鳴がゲレンデに響きわたった。
「びぃーーびゃっほい!!」
「黙れはしたない」
スカッ…ザクッ。
「良いじゃんか」
スカッ…ザクッ。
「他のお客様に迷惑だろう」
ズボッ。
「かんけーねーもーん♪」
キラッ、ジャキッ。
「もんってなんだ。おっさんかキモい」
スカッ、ザクッ。
「ひでぇ…十五の純粋な少年にそれはないだろ…シクシクシクシク」
ヒュンヒュンヒュン…シュタッシュタッシュタッ…。
「何が少年だ。」
ジャキンッ!
今度こそナイフが切り裂いた紅い髪が空に舞った…。
「てめぇよくも最重要宇宙文化遺産に傷つけやがって!」
ゼウスがキレた。
「「「「そこ!?」」」」
「突っ込みどころもおかしいわよ」
なんなの宇宙文化財って。
「ほうっておけゼウ……」
油断したゼウスの頬からツウと赤い血が流れた。
「…コロス」
「ヒッ」
がっくりと膝をつくクルー。
それほどタナトスは"アブナイ"目をした。
「仲間思いなのね」
「……あれは異常でしょ」
全身から惜しげもなく殺気を放った二人は次の瞬間、同時に言う。
「「こいつを傷つけるなんて、いい度胸だ」」
「「「「「自分!自分!!」」」」」
悲鳴のような叫びをクルーはあげた。
ゼウスは長い長剣を取りだし、タナトスは銃口を撫で上げながら猟銃を取りだし肩に担いだ。
瞬間ゼウスは飛び出して目の前の茂みに突っ込み、タナトスは銃口を僅かに左へそらし発砲。
三人、四人の悲鳴がゲレンデに響きわたった。


