ノーデレ男子とノーデレ女子がカレカノになった結果。

「周防。次の土曜日どっかいかね?」

およ?

んん?

なんて言ったかな、この目の前にいる悪魔は。

「悪魔じゃねぇよ。口塞がれたい?」

ニッコリ笑って言うのはやっぱり悪魔で。

私のちゃんとした人間の彼氏ではない。

断じて。

「お前、まじムカつく」

「はぁ!?なにいっ…んっ…」

なにいってんの!?って言おうとしたら。

山城に口を塞がれた。

山城の唇で。

「もっ…んっ…はなし…てっ…」

深くて長いキスに酔いしれる私。

苦しくて、窒息してしまいそうだ。

「さんっ…けつ…なるっ…」

そう訴えると離れる唇。

「はぁ…はぁ…」

「息、止めてたんだ?」

「だから、酸欠なってるんでしょ!?」

お前はバカか!

「もっとしてやろうか?」

そう言われると、してほしくなる。

山城がもっと欲しいって。

足りないって。

叫んでる。

「もっと…」