「大丈夫?雪美ちゃん。」 俺はできるだけ落ち着いた声で言った。 内心すげぇムカムカして落ち着いてなかったけど。 でも雪美ちゃんは学ランを肩にかけても反応なし。 ふと見ると震えていた。 ...怖かったんだな。そりゃそーだよな。 ギュッ 「ごめんね、来るの遅くなって。」 俺はどうしていいか分からず抱きしめた。 さっき俺の名前を呼んでくれたのにすぐに来れなかった自分が情けない。 「なんでここが分かったの?」 雪美ちゃんは首を傾げて俺を見つめた。 ...くっそ、可愛い。