俺は続けた。 「でも、なぜか雪美ちゃんの中には悲しみというか寂しさが見えた気がした。俺の気のせいかもしれないけど。それで話しかけてみようと思ったんだよね。」 雪美ちゃんと知り合ってまだそんなに経ってないけど、雪美ちゃんがいい子なのは伝わってくる。 なのに友達を作ろうともしないし、心を開いてくれない。 「..........」 雪美ちゃんは黙って何かを考えてるようだった。 ガタッ 雪美ちゃんは立ち上がってお辞儀をして図書室を出て行った。