「はぁはぁはぁ」 やっとウォーミングアップが終わった。 それにしてもみんな息切れしすぎだろ。 これから5週も走るのに。 「な...んで海斗と...侑哉は余裕なんだよ。」 ふと侑哉を見ると余裕そうに手を振ってる。 「よーし男子ども、ご苦労さん。お前らが休んでる間に女子が走るらしいから休憩して息を整えておけよー!」 そーいって筋肉バカはスタート地点に向かって行った。 「よーい...どんっ!」 その声で女子たちが一斉に走り出した。