慶太side


あーあいつら…何やっとん?




祐太郎が壁ドンして…る?!




あーもーほんっとムカつく!



何で安達が祐太郎に笑っとんや…



くそ…俺にも笑ってや…



すまんな、祐太郎。。。



お前の恋は応援できんみたいや。




お前の最大のライバルになったる。




俺やってやっと出会えた子なんや!



俺は…安達が好きなんや。。。




自分の気持ちと向き合えてへん祐太郎には負けん!!





とか言うてみたけど、安達にとって俺はただの知り合いAなんやろなー…




「知り合いAって程でもないと思うわ」



「う、うわっ古川?!何言って…」



「声にでてたよ、はっずかしーい」




「嘘やろ?!どこらへんから?」




「えーと…俺は安達が好きなんやあたりからかなー」




「嫌やーもー死にたい」




「他には誰も聞いてなかったからいけるんじゃない?」




「ほんまか?よっしゃー!」




「わたしはバッチリ聞いてたけどね」




「最高機密やでー?!」




「最高機密て…ま、いーけど、わたし知ってたよ」




「え?!な、なんでや!」




「見てれば分かるわ。宮崎、綾にベタ惚れじゃない。…田口もね…」




「やっぱり祐太郎も好きなんか…」




「多分ね、ま、頑張って!わたしは綾が幸せなら誰でもいいの。」




「サンキュ」