「おはよ~アミー!」

「おはよ、ユリ。」

「どうしたの?元気ないよ?」

「ユリ、言うべきなのか分からないんだけ

ど、、、

坂山、付き合ってるらしいの。

6組の谷川優莉(ユウリ)ちゃんって子知ってる?

小柄で、バレー部の子。」

「え、、、。

うそでしょ、、。

え、、。

そうなんだ。

あの子男子にすごい人気あるよね。

すごく可愛いし、よく噂も聞くよ。

はは、そんな、可愛い子じゃ勝ち目ない

ね。」

「ユリ、、、。

ユリは、諦めてもいいの?

ほんとにいいの?」

「勝ち目ない人と戦えっていうの?

そんなの無理じゃん!

私一回振られてるんだし、諦めるいいチャ

ンスなのかもしれない。」

「ユリ、、、。

振られても頑張るって、小学生の時言って

たよね?

あれうそだったの?

勝ち目ないなんて誰が決めたの?

そんなのわんないじゃん!」

「、、、」

「ごめん、言い過ぎた。

ユリ、ゆっくり考えたら?

今すぐ諦めるか、決めることじゃないじゃん?」

「ごめん、、、1人にさせて。」