「はぁー・・・、ほんっとにめんどくさい女」
大翔の口から出る聞きたくない言葉。
めんどくさい女。
ほんとに、めんどくさい女。
「え・・・?」
「しょーがねーだろ?
お前といても重いだけだし、ヤレねーんなら捨てられてもお前が悪ィし」
「ごめんねぇ? 私も今の彼に飽きてたし、ヒロト年下なのにうまいんだも~ん」
女の人の制服ラインを見るに、3年生だ。
「ってゆーことだから。悪く思うなよな」
え、なにこれ。
ゆめ?
あくむ?
女の人はそそくさと乱れた制服を直して、あたしに見せつけるかのように大翔の頬にキスをして屋上を出て行った。

