「あのさ! 明日どっか出掛けない?」
会話があまり続かない中、勇気を出してデートに誘う。
そういえば最近できてなかったし・・。
「ごめん、明日カラオケに誘われたから」
OKの返事が当たり前だと身構えてたあたしに返ってきた大翔の言葉。
それはさすがにショックだった。
「じゃ、じゃーあたしも行く! 誰がいるの?」
「葵に誘われたからなー、行ってみねえと」
「葵?」
嘘。
断るかと思ってたのに・・。
「つーか、お前行きたくねえんじゃねえの? 葵の誘い断ったんだろ?」
大翔がキツめの視線をあたしに向ける。
グウの音も出ない・・。

