「・・あ! 大翔ーっ!」 学校の校門前で、1時間待ったことなんてすぐ忘れちゃう。 大翔と一緒に帰れるってだけで。 「・・彩加さー、ちょっと遅れるから帰っててって言ったじゃん」 「いいじゃん! 今日バイトないし!」 「・・ま、行くぞー」 このツンツンな感じがやばいんだよねー。 あたしはあたしより背が高い大翔の後ろ姿を追ってった。