「ハァ…ヤダなあ…」 ここは、教室なので自分の席に座ってまたため息をついていた。 それで、透李君は席が遠いのにわざわざ私をイジメに来たのだ。 「ハァ……」 本日3度目のため息をついた瞬間__ ――バシッ 「イッタァ………!!」 「イッタァ……じゃない!アンタは何回ため息をつけば気が済むわけ? 次の時間なんだからさっさと覚悟決めときなさいよ」 頭に物凄い衝撃を感じて後ろを向くと……丸めた雑誌を片手に鬼の形相でたいそうご立腹な捺実ちゃんがいた。