僕が彼女を選んだ理由



「やめときなよ。警備員呼ぶよ?」


僕は男の腕をつかみながら言った。


文化祭だからもしものことがあると悪いからうちの高校では警備員がいる。


「あ?なんだてめぇ!やんのか?」


「やらないから。僕はケンカ好きじゃないし。
でも、君たちの顔写メとったから、いざとなったら警察いくけど。」


「ちっ!めんどくせぇ、行こうぜ。」


不良たちはどこかに行った。