「大体、混浴って他の男も
いるわけでしょ?絶対嫌よ。」
いいぞ、冬子さん。
『「は?」』
瀬野兄弟が、怪訝な顔で私達を見る。
『……。』
無言でこちらに歩いてくる隼から逃げようとしても、後ろには窓しかなくて。
なんなの、この妙な威圧感……!
「え、ちょっと!」
いきなり腕を引っ張られて部屋の外に連れ出されてしまった私は、
訳が分からず不安な思いで隼を見る。
「どうしたの隼……?」
『怒ってる。』
「何に怒ってるの?」
『俺が、他の男に夏織の身体
見せるとでも思ったわけ?』
余裕がなさそうに眉をしかめて私を見下げる隼。

