「ちょっ、と!」 いきたりTシャツの中に侵入してきたのは紛れもなく隼の冷たい手で。 暗闇に慣れてきた目はお腹に頭はのせたままこちらを見て笑う隼をうつす。 「馬鹿じゃないのっ…」 そう怒号を浴びせれば、 『おはよ。』 なんて、その綺麗な笑顔で言ってくるものだから毒気をすっかり抜かれてしまった。 「手、やめて。」 『やだ、寒い。』 寒いからって人のお腹の体温で、 手を温めるってオカシイでしょう。