『結婚することが幸せなんじゃなくて 結婚することで幸せにならなくちゃいけないんだよ。 このまま二人で結婚せずに暮らしていくっていうのも幸せなんだろうけど、 俺は夏織を誰にもとられたくないし ずっと夏織の隣にいたい。』 「も、分かったからっ…」 そんな事を言われてしまっては、私の涙腺は簡単に崩壊してしまう。 この人は、本当に狡い。 『だから、』 「ーー結婚してください。」 『は…?』 「私も隼の隣にいたい。だから 結婚してくださいって言ったのよっ」 『……本当、もう』