ーーーーーAM7:20


「隼、寝癖ついてるよ。」


『あー、もういいや。』


「いってらっしゃい。」


『いってきます。
帰ったらお風呂一緒に入ってね。』


「……気持ち悪い」


『ひどいなあ。でも、そんな夏織が
好きなんだけどねー。』


少し寝癖のついた隼をドアの前から見送って、


「よし、洗い物するか。」


私は、私の仕事を頑張る準備を始めた。