『…先生には何もされなかった?』 「ホテルに連れていかれそうになったけど、やっぱり怖くて逃げてきたの…」 『先生が夏織をホテルに連れて行ってたら殺ってやろうと思ってたけどそれならいっか。』 いや、怖いんですけど。 『ーーそれから週刊誌のことは、もう大丈夫だから。安心していいよ。』 ぽん、と私の頭の上に手が置かれる。 「……ふっ」 安心したからなのか涙が溢れでてきて。 『ん。』 隼の胸に引き寄せられた私は、Tシャツに大きな水玉ができるぐらい泣いた。