私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中



ーーーー現在AM6:20


……ピリリリリリ!


鳴り始めたアラームを慣れた動作で止めて、布団から起き上がる。


「つめたっ。」


床の冷たさに驚いて私は、声をあげてしまった。


『……んー、なに?』


「起こしちゃった?」


『……かおり、おいで』


まだ舌ったらずな寝起きの声は、妙に色気を含んでいて。思わずどきりとする。


「駄目だよ、朝ごはん作らないと。」


『はい、強制連行。』


「ちょっ、」


いきなり背後から抱きつかれてそのまま布団に、身体を押し付けられる。

頭上には、まだ眠そうな隼がいて。


「…眠いなら寝なよ。」


『夏織のこと、いじめてから、ね。』


いきなり首筋に、顔をうずめてそこにキスをする隼に頭の中では危険信号が鳴り響く。