「うわっ!」
突如として私の背中にのし掛かってきた重いソレは、間違いなく奴のものだった。
『いい反応。』
「狸寝入りしてたの?」
『あ、バレた?』
クスリ、と声をこぼした隼。
『ねー、夏織さん。』
「何ですか、隼さん。」
『“気持ちいいこと”しない?』
「気持ち悪いっ」
『じゃあ、単刀直入にセッ』
「それ以上いったらあの世行きだからね。」
隼の言葉を遮って、なんとか猥褻発言を阻止できた私は、今だ背中にのし掛かる物体のお腹を優しく殴ってあげた。
『…地味に痛い。』
「それは良かったねー。」
『俺を怒らせたらどうなるか
教えてあげる。』
「え、ちょっと……!」

