モグモグモグモグ………


モグモグモグ……………


モグモ…………………!


「はい、水」


ゴキュゴキュゴキュ……


「………あ〜〜生き返る〜〜」


ミロクは大きくなった腹を摩りニカッと笑う。


もっと上の部分も光ったが皆、触れないことにした。


「大丈夫か?何があったんだ?」


ガリが白々しく言う。


それにミロクは怒りの形相で振り向き、


「喰らえぇぇぇぇぇぇぇミロクフラッシュ!!」


キラーン!!


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ眼が、眼がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「光った………頭が」


「ツルッパゲで悪いかぁぁぁぁぁ!」


「こっち向くなぁぁぁぁ!!眼が、眼がぁぁぁ!」


幕内もミロクフラッシュ(頭の光)を喰らい、大袈裟に言う。


ガリが苦々しく呟く。


「幕内……恐ろしい子……」


……あんたらノリノリだな…おい。
ちょっとノリの良い三人の即席漫才に呆れ返る姿知己達であった。