The Fool−修正版−

「………派手にやりおって、こちらに被害被ったらただではおかんぞ」


ゴザはマルスの戦いを見ていた。


片手で幕内と空間の攻撃を止め、またはいなす。


「アア、全クダ」


闇出は攻撃も何もせず、ただただ観戦していた。


「まるすメ、最強ノ凶戦士を呼ビ起コシオッテ」


「かなりやばいのか?」


「アア、大変ダヨ。ダカラ起キタ」


「その前にその口調、何とか出来んのか。聞きづらいわ」


闇出は少し咳をして、


「これでいいか?」


と答える。


出来るではないか、と眉を吊り上げる。


「なぜやばいのだ?マルスは強いぞ」


「時空王の息子か…だが、無理だな。奴にダメージは与えられん」


「例えるなら水か?」


「うむ。振動を加えると固まる水みたいなものだ。私達はローレライの振動で体を固めた後、気絶させ暴走状態を止めた」


「簡単ではないか」


「…………そのあと、皆一週間は動けなかったと言ったら?」


「…………ふむ」


幕内と空間の攻撃を防いでいた手が止まる。


「うっるさいのぅ!黙っとれ!!」


風を切って二人に当て身を食らわせ、気絶させた。


その二人を担いでまた一瞬で弟薔と神唄の所へ運ぶ。


「要は動きを止めれば良いのだろう?」


「うむ」


「私に任せておけ」




「いざ………開眼」