「ありがとう。」

涙声でそう言うと、孝久くんは私の頭をポンポンと優しく撫でた。

孝久くんの、こうゆう優しいところ。
今でも、好きかもしれない。

私、今日
孝久くんのこと、好きになってしまったかもしれない。