「まぁまぁ落ち着いて。それより腕の治療でしょ。そのために丞くんよんだんだし。」


総司に飛びかかろうとしたら総司にあっけなく取り抑えられました。


「腕、見せてください。」


「丞くんは医学も少しできるから安心していいよ。」


なるほどって。


まぁ確かにできる方なんだろうけど‥。


この時代の医学って、嫌な予感しかしないんですけど‥。


「まぁそこまで深くないですし、薬を塗っておけばよいでしょう。」


そう言って薬みたいなのを持ってきた山崎さん。


おいおいおいおい。


嫌な予感しかしないぞ。


「塗りますね。」


そう言って傷口に薬を塗った途端。


『いったぁぁぁぁぁー!!!』


という叫び声が響いたのでした。