「よーし。袴、刀は頼んだし、僕の用事も済ませたし。甘味処にでも行く?」


いやほんと疲れた。


刀、袴はつくるのにいろんな所、サイズ計られるし。


なんか沖田さんはいろんな店まわるしでとりあえず疲れた。


なんなんだこの人はなんでこんなに元気なんだ。


「ん?行くの?行かないの?」


『あ、行きたいです。』


そりゃ江戸時代の甘味処とか行っておきたい。


軽くミーハー精神でてるけど。


どんなのでてくるんだろ。


『えっと、なにがいい?』


甘味処にて、沖田さんに何を頼むか聞かれたものの。


メニュー表、これ日本語!?


達筆っていうかもはや日本語なのかどうか。


要するに読めません。


いやいやいやいやもはや日本語じゃないだろこれ。


『あの沖田さん‥。』


「ん?決められないの?」


と、ニヤリと笑うが‥。


『いや、字が読めないんです。』


恥ずかしい。


いや、顔赤くなってるのわかるくらい恥ずかしい。


「‥。え!?」


『いやだから、僕の時代と違って読めないんです。』


恥ずかしいことを2回も言わせるなよ泣


「‥。赤くなっちゃってかーわーいい。空丸。」


『馬鹿にしないでください。』


やめてくれ。沖田さん。


「いいよ、僕が好きなの頼むね。」


そう言って店員さんに沖田さんは注文していた。


何がでてくるんだろ。


まさか下手物とか頼んでないよね沖田さん。