「そか。諦めないけど穂乃ちゃんを応援するよ。



ちゃんと答えてくれてありがとね。

これからも僕といっぱい話して欲しいな。あと、たまには資料室来てね!」





「はい!ありがとうございます。」




愛菜にしても葉山先輩にしてもこんなにも優しい人たちに囲まれて私は幸せだなって思う。





「んじゃ、また明日ね!」




「はい、さようなら!」




葉山先輩は笑顔で帰って行った。
私が振られたら笑顔なんて作れないけど先輩は多分、私が同情すると思ったのだろうか。




よし、今度は神崎先輩に自分の気持ちを伝えなきゃ。