愛菜side




許せない。



昨日ちゃんと穂乃が好きだって言ってたじゃない。



それなのになんで他の女とキスしてんのよ。




先輩だからって怖がってる暇なんてない。





2年教室に乗り込むことにした。


「すみません、神崎先輩いますか?」



「あ、愛菜ちゃん!聖?



ちょっと待ってね。




おーい、聖〜呼ばれてるよ」




私に気づいたのが葉山先輩でよかった。




「愛菜ちゃん…



昨日の部屋で話そう。」



「わかりました。先に行ってますね。」




先輩は私の顔を見てかすぐに気づいたようだった。