「あー、そーだな。
でも、あんな奴俺の彼女じゃねぇわ」




最低ー。
告白してきたのそっちじゃんか。



もう一緒の所にいたくなくて
二人の横を通り過ぎ足早に学校に向かった。




「先輩に挨拶しないなんてひどーぃ」



うるさいな
臭くてケバい人を先輩なんて思いたくもない。
香水付け過ぎだし。




神崎先輩にも嫌われればいいのに…



こんな風に思うなんてやっぱり先輩のこと好きなんだなぁって思う。