「わー、今日有希ちゃん達 
 桐谷くんとカラオケ行くんだね!」

「そうみたいだね。いいな」



私は友達の七海と影から
桐谷くんを見る事しか出来なかった。



桐谷くんの周りにはいつも人がいて
私みたいな人間と話す暇なんて無い。



でもいいんだ


ここから見てるだけでも
凄く幸せだから。