彼と私の問題点を考える

そんな桐崎主任を私も部署の皆も尊敬している。


仕事中なのにプライベートなことで桐崎主任に心配をかけてしまった…


「よしっ」


自分に気合を入れ直して席を立つ。


「倉庫に資料を探しに行ってきます」


同じデスクの先輩方に声をかけてから倉庫へと向かった。


倉庫は私のいる部署からそれ程遠くない場所に位置している。あらかじめ借りておいた鍵をさして扉をあける。


それほど広くない倉庫には棚がいくつもあり、びっしりとファイルが並べられている。


この間整理した時の記憶を辿ってめぼしい資料を抜き取っていく。


やっぱり仕事中は仕事に専念するべき。


無駄なことなんて考えないで1日を終えて、その繰り返しをすればいい。


自分に言い聞かせるように見つかったファイルを手に倉庫を後にする。さっそく桐崎主任に手渡してから自席に戻る。