彼と私の問題点を考える

「またね」


未だ騒ぎ立てる美月の頭を片腕で固定して反対の手でひらひらと私へ手を振る佐和を強く睨んで歩き出す。


部屋では気がつかなかったけど、隣を並んで歩く彼の背は私より高い。


ヒールを履くと友人と身長差ができてしまうから、並んで歩くような時はそんなに履かないようにしている。


だからこそ今日みたいな休日に一人の時は履くようにしてるんだけどー…


「身長高いね。どれくらいあるの?」


「180センチあります」


沈黙を回避しようと何となく聞いて納得する。


「部活も運動部?」


「バレー部です」


「なるほど。似合うね」


私の質問にいちいち気にして視線を合わせながら答えてくれる。


やっぱり、いい子だなとは思う。


美月も今時なかなかいない素直さだけど、彼はまた違って女の子にモテるような、高校生とは思えない大人っぽさがある。


それにこのルックス。


身長はもちろんだけど、バレー部だからか身体つきもしっかりしているし、肌の色も白い。顔も小さいから余計にスタイルがよく見える。