あの時はぜんぜん感じなかったけど、小さくて古いブランコ。 漕ぐためにギィギィと鉄の音が鳴り響く。 その音さえも凄く懐かしい。 「ふぇ‥‥うぅー。けんたぁー。」 まだ出るんだ涙。 でも、いいよね。 最後くらい泣いても。