「大丈夫。…いこっか!」 だめだめ。先輩のこと、正直すっごく気になるけど今は勝負に集中。 『第一走者の人は、準備してください。』 放送がかかる。 一走目の人たちがスタート位置につく。 …あ、先輩一走目なんだ。 「あーーーーーーっ」 「?!…桜井?」 「松山、私を殴れ。」 「ほんと大丈夫かよお前!」