先輩でも妬くんですね。





…あら?無意識に惚気ちゃった☆


とにかく、あんな悪女先輩がいても、先輩への想いは揺らがないし、いじめふっかけられても泣かないよ?私は!


私は先輩が好き。だから隣にいたい。

ただそんだけだ。




そんな自己満をしていると、予鈴のチャイムがなった。



「帰ろ、桜井っ」



「え?衣装は…」



「『何でもいい人欄』あったしそこに名前書いといたー。」




…それがあるなら初めに言ってほしいものだ。



「ありがとう。帰ろっか!」



そうして帰ろうとしたときだった。





『ぐいっ』