ずっとあたしの心に





そう思って歩き出した瞬間。






がしっ




誰かが私の腕を掴んだ。

振り返るとまったく知らない男の人で、、、




「ねぇ、君が美菜が言ってた夏ちゃん?めっちゃ可愛いじゃん。もっと中に入りなよ!」





なんなの。この男の人。
やだ、、、
見た目からして先輩だよね…?




「いや、あの、わ、私帰りますので!!」


早く帰りたい。
ここから出たい。



「えー?なんでよー。おいでおいで!夏ちゃんだって合コン行きたかったんでしょ?楽しいからさ!ほら!!!」



そう言いながら私の腕を引っ張る男の人。

いつ誰が合コン行きたいなんて言ったのよ!


てか痛いし、、、
なんか怖い、、、



美菜、助けてよ…