「先生、僕ね、明後日からしばらく入院なんだ」

帰り道、唐突にそう言った。

「もしかしたら、始業式に間に合わないかも知れない」

彼女らは震える声で続けた。

「少ししたら手術。…今回で最後の手術になると思うけど」